こんにちは、ケンヤ(@keysTtime)です。

Nゲージのミニレイアウト制作記はただいま、線路にバラスト(砕石)を撒いて木工用ボンド水溶液で固着するところまで来ました。
今回はこの流れでいよいよ草を撒いていきます。

今までは色を付けても地味な絵面にしかなりませんでしたが、この過程で地面に草を撒いていけば緑の生き生きとした情景に一気に変わります!!
それを目指してがんばりましょう!




目の細かい素材から

ひとことに草といっても、地面に生えてる雑草があったり、人間の背丈くらいまで成長した草花葉の生い茂ったところなど、様相はさまざま。
なのでわたしは、地面に生える低い草から取り掛かります。

用意するのはKATOより発売されている「ターフ」という、スポンジの粉みたいな素材です!
TOMIXからは「カラーパウダー」という名称で同じように発売されています。
前回使ったバラストのモーリンポポンデッタなども情景素材をいろいろ発売していますよ。

ちなみにKATOの「ターフ」も、最近は「ナノプランツ」という名称にリニューアルしているようです。

緑色の系統が複数ミックスされて、効率が良いかなと思ったので、わたしは緑色ブレンドを使っています。
でもターフ(ナノプランツ)は1色ごとの展開もされているので、こだわりたい人は使いたい色を単品で買い集めるのも良いかもしれませんね。

そうそう、似た名前でコースターフ(スモールプランツ)という素材もありますが、ターフ(ナノプランツ)の方が目が細かいです!

 

ボンド水を塗った所に撒いて固着

ベニヤ板むき出しの、前回ベージュで色を付けた部分にターフ(ナノプランツ)を撒き、固着させていきますが、目の細かい素材なので木工用接着剤をそのまま使うのはNG。

木工用接着剤を1、水を2~3の割合で薄め、中性洗剤を3~4滴加えた木工用ボンド水溶液をまたしても使います。
山にボンド水漬けティッシュを貼りまくった時から恒例になりつつありますね…。

木工用ボンド水溶液を筆に含ませ、草を撒きたい場所にボンド水を塗ります。
その後、ターフを指でつまんでパラパラ~っと撒きましょう。

親指と人差し指でターフをつまみ、縫い糸をねじる要領で指同士を擦ることでターフをひらひら~っと舞い落ちさせると良いでしょう。

他の設置物と地面の間にすき間がある場合ターフを撒いて隠すことができます。
不自然なすき間を上手く隠すことができれば、さらに実感的になること間違いなし!

レイアウト全体にターフを撒いていくとこんな感じ。
ただし駅の線路際は人(作業員)の足で踏み固められたっぽく見立てるため、あえて撒きません。

木工用ボンド水溶液で固着させるので、乾燥にはだいたい1日くらい見ておきましょう。

 

ムラがあってもOK、後で削ってもOK

ターフを撒く時、全体的に同じ量を撒くのではなく、場所によって他より多くしたり、逆に少なくしたり…と、ムラができるように撒く方が自然です。

たとえば人の手が入らない・入りにくい区域なら、当然草は生い茂っていると思います。
そんな部分は草の量が多くて全然問題ないでしょう。

逆に人の往来があるところでは、土が踏み固められたリ町が整備されていたりするはず。
人の出入りがあるような部分では、草の量は少ない方が良いですね。

また、撒いたターフが乾燥した後、駅のまわりでは、角を除いて大部分のターフを削り取りました。
するとターフの色だけが地面に残り踏み固められた土に苔が生えている風に見立てることができます。
…というかできてるかなぁ?

だから草の量にはムラがあって当然だし、人が出入りしているように見立てたいなら後で削っちゃっても良いと思います。

 

バラストに草が乗るとローカル線っぽい

地方のローカル線の線路を見ると、ときどきバラストの中から草が伸びていることってありませんか?
それもレイアウトで再現できます!

わたしのやり方ですが、単純にボンド水が浸みた固着済みのバラストの上に、少量指でターフを撒くだけです。

指同士を擦った拍子に舞い散ったターフがバラストにくっついてそのまま固着してしまえばOK!
石と草が入り混じった見た目がまさにローカル線っぽさになるんじゃないでしょうか。

 

禿げ山を明るい緑に

地面の草を撒き、乾燥したら、いよいよ禿げてるも同然だった山々に緑を足して行きます!

今回使うのはKATOの「フォーリッジクラスター」!
スポンジの塊みたいな素材で、手でちぎってくっつけていきます。

これも現在は「テラプランツ」という名前に変わっているようです。

フォーリッジクラスター(テラプランツ)の接着は木工用ボンドの原液でOK!

小さくちぎり、一つ一つ接着剤で斜面に貼り付けます。
わたしは春から夏のイメージが好きなので、明緑色を中心に使いつつ、ところどころ緑色でアクセントを加えています。

これを、山の斜面のうち、擁壁以外の全部分に貼り付け!

今まで不毛の大地だったレイアウトが、ターフを撒いたりフォーリッジを貼り付けたりしたことで、見違えるように生き生きした情景になりました!!
まだまだやることはありますが、この段階で思わず「おぉー!」と唸りましたよ。
って大事です。

フォーリッジを植えているとカスがどうしてもポロポロ落ちるので、草の地帯なら気にしなくて良いですが、道路に落ちた場合は取り除いておきましょう。

ちなみにフォーリッジクラスターの他には、水苔の加工品「ライケン」を使う方法もあります。
さらに、今回使ったターフ(ナノプランツ)やフォーリッジクラスター(テラプランツ)の他にも、様々な大きさの草素材が多数展開されています。

いろんな大きさの草を組み合わせることでリアルなジオラマ制作に繋がると、わたしは思います。
詳しくは鉄道模型各社の公式サイト、鉄道模型専門店、私以外の人のブログなど、いろいろ参考にしてみてください。

 

次回は海!

今回はレイアウトにターフ(ナノプランツ)を撒き、山にフォーリッジクラスター(テラプランツ)を植え付けることで、レイアウトを「緑」で彩りました!

下地の色を塗っただけでは最早荒野同然だった盤上の町が青々と生きた情景に!

これですよこれ!!
この感覚が分かると、レイアウト制作がもっと面白く感じられるのではないでしょうか!

地面の草は木工用ボンド水溶液で、目の粗い素材は木工用ボンド原液で、それぞれ地道に接着させましょう。

次回は海を作ります!