こんにちは、江ノ電乗るならやっぱり夏を推したいケンヤ(@keysTtime)です。

江ノ電腰越(こしごえ)駅もより「喫茶とれいん」では、有志「とれいんメンバーズ」による写真の展示を行っております。

7月はお店のマスターによる「喫茶とれいん」開店3周年記念展示のため、「とれいんメンバーズ」の展示はいったん中断していましたが、8月に入ったことで再開します。

6月は江ノ島写真家・Hajime.kさんによる、写真家ならではの鉄道風景が飾られておりました。
8月は誰の展示なのか、過度なネタバレは避けつつご紹介します。

『江ノ電305』著者参戦!!

改めまして、「喫茶とれいん」を通じて知り合った江ノ電ファン有志「とれいんメンバーズ」は毎月一人ずつ、10枚の写真を持ちよって店内を飾っています。
江ノ電を撮る人ももちろんいますし、それ以外の鉄道をフィーチャーする人も。

8月に店内に写真を展示する人は、「江ノ電ファンクラブ」初代代表江ノ電愛好家・野口雅章(のぐち・まさあき)さん。

なんとなんと!!!
『江ノ電305』という写真集の著者その人が参戦!!
「喫茶とれいん」マスターと同じく『TVチャンピオン 江ノ電王決定戦』(テレビ東京系列)に出場した一人でもあります。

この本には、305号(江ノ電300形の305・355編成)が現行仕様になる前、更新前の時代やデビュー当初の写真も含め、登場時から現在に至るまでの305号の姿が徹底的に記録されています。
わたしが読んでも非常に良い勉強になりました。

様々な時代の305号が見どころなのは間違いありませんが、同じ写真の中に時代を感じる懐かしい車両も多数登場していて、それもまた面白いポイント!

本書によれば、1960(昭和35)年に鎌倉で生まれ育った野口さんと305号は同い年で、本書発行年の2020年に共に還暦を迎えたとのこと。
60年の時を経た305号のこれまでの記録は、ぜひお手に取ってご覧いただければと思います。

1980年代の江ノ電たち

今回野口さんが展示している写真は、著書でピックアップされた305号を含め、1980年代の江ノ電写真10枚。

ノーマルカラーこそ昔も今も変わらない305号にも車体全面が広告ラッピングされた時があり、今ではそうそう見られない変化を遂げていたことがあります。

また、たとえば1000形の系列は当時、1000形・1100形・1200形1500形でカラーリングが異なっていました。
今でこそほとんどの車両が緑とクリーム色のツートンカラー金色の細帯が巻かれたデザインで統一されていますが、1980年代の江ノ電たちの様々なカラーバリエーションも野口さんの展示でご覧いただけるかと思います。

もちろん、わたしがこの記事内でイメージ程度に掲載している写真では掲載できていない、1980年代当時の現役車両も飾られていますよ!!
編集用の写真をいただいた時、わたしも思わずうなったほど!

ということで、8月からもわたし制作の店内用冊子を「喫茶とれいん」店内に置いていただいております!
個人的にも大変光栄な機会でしたので、鉄道ファンでない人や、昭和生まれの人にとってもグッとくるかもしれません。

さいごに

今回は「喫茶とれいん」で開催中「とれいんメンバーズ写真展」の中で、8月の出展内容と、出展者・野口雅章さんについて簡単にご紹介いたしました。

305号とともに育った野口さんが飾る1980年代の江ノ電写真、当時の様子を垣間見ることができ、本当に貴重かつ面白い写真ぞろいでした!

8月、野口さんの写真展示は29日(日)まで。
わたしケンヤは店内用冊子の編集・制作として関わらせていただきました。

鉄道好きでなくても詳しくなくても、撮影当時の様子が垣間見られるところに面白さがあると思うので、8月もぜひ江ノ電、ならびに腰越まで足をお運びくださいませ。

今回はここまで!
ありがとうございました

スペシャルサンクス

野口雅章

近著
『江ノ電305 還暦を迎えた江ノ電300形の魅力満載写真集』発行:2020年1月25日 江ノ電沿線新聞社
『写真集 江ノ電のある風景 写真でたどる江ノ電40年のあゆみ』須藤武美・野口雅章共著 発行:江ノ電沿線新聞社

参考:江ノ電沿線新聞社
江ノ電沿線新聞の本屋さん