お久しぶりです!クラウド外部で初めて報酬が入ってウッキウキな若林(@keysTtime)です。
なおいくらかは再び必要経費に消えていきます(-_-;)
しばらくは仕事で取材・執筆をしていたのでなかなかこちらを更新できなかったんですが、上のとおり、クラウドソーシングの外部でようやく報酬が入ってくるようになりました。そしてその一部を使って、ずっとほしかった鉄道コレクション「京阪電車大津線600形1次車」をようやく入手できましたーーー!!
これの発売自体は2015年でして、すでに3年も経っているので今更感がぬぐえないんですよね…。
とはいえせっかくなので、当サイトでもじっくり観察してみましょう。
このページでは模型の各面を観察するにとどまります。実はちょっとした加工を加えてちょっとしたグレードアップをしてあげられるので、その解説ページは後日執筆します。
鉄道コレクションとは
Nゲージ鉄道模型を知らない人向けに簡単に説明しましょう。
『鉄道コレクション』とは、トミーテックが展開しているNゲージのシリーズのことで、
もともとは昭和の相当古い時代を生きた車両たちが鉄道コレクション、略して「鉄コレ」シリーズとして模型化されてました。
現在はそうした懐かしい車両たちだけではなく、現在も現役な車両たちも幅広く鉄コレとして登場している他、
各鉄道会社からも事業者限定品の鉄コレが数多く登場するなど、大手の鉄道模型メーカーにはないラインナップでありながら、
それらにも劣らないクオリティを発揮しています。
ですが、鉄道コレクションの車両は、そのままでは走らせることができません。
購入時は、車輪とパンタグラフがプラスチック製で動力ユニットも別売のため、これらを交換しなければ真のNゲージとしては走れないのです。
その分お値段も他のNゲージと比べると非常に安めです。
1次車は前面が特徴!
前置きが長くなっちゃいましたが、さっそく箱から開けましょう!
箱のデザインはいたってシンプル。
中身は、605番と606番の車両、展示用のレール、そしてユーザーが取り付けるアンテナパーツです。ちなみに最近発売されてる鉄コレでは、展示用レールが付属しないものも増えてきました。ぶっちゃけこれあまり使わないんだよなぁ…
さてさて、まずは前面、すなわち顔を見てみましょう。
大津線の600形は、旧型車両から改造されて誕生した経歴がありますが、
この1次車にはそれがよく表れています。
その一つがこの顔!
窓が平窓で側面がやや角ばっているため、ちっちゃいのにちょっとゴツめな印象さえ感じます。
ちなみに比較対象として同系列の2次車を見てみましょう。2次車以降は前面窓がちょっとだけ横にまわりこんでいる、いわばパノラミック窓に変更されています。加工ミスって窓にヒビ入れちゃったけど
1次車の行先は前面、側面ともに[近江神宮前(おうみじんぐうまえ)]が印刷済みです。
ぼくの手持ちの大津線、ほとんど[石山寺(いしやまでら)]行きばかりだったのでバリエーション増えるのは何気にありがたいっす。
妻面にも旧型車の面影
今度は先頭部分の反対側、貫通路部分です。
ここは、旧型車の屋根があまり改造されずに貫通路にされています。
旧型車両は一部が両運転台車両のため、やろうと思えば1両だけでも走れる車両です。
その運転席の片方だけを撤去して、屋根にはあまり加工を加えなかった、と見ていいでしょう。
側面と屋根上
続いて側面と屋根上、まず側面はこんな感じ。
15メートル級の車体で、片側2つに両開きドア。
うん、すげぇ好き。
客席窓にちょっとだけ色が入っていて他の窓より特徴的。
続いて屋根………、おっとぉ!?
606号(画像下)のパンタグラフだけ微妙にずれちゃってますね。
鉄道模型の世界では、0,何ミリずれるだけで見栄えに大きく差が出てしまいます。
まぁ、あからさまに合ってないってわけではないので問題なし!
遠目で見ればあまり変わりないでしょうし、ね。
2両編成なのにムチャクチャカッコイイ!(主観)
実物さながらに2両つなげてみると、あらカッコイイ!
小型車らしくコンパクトにまとまっていて、それでいてほんのちょっとだけ流線形に近い顔つきで、個人的には好きな車両にじゅうぶん入るでしょう。
ところが、こいつにはまだ手を加えることができるのです。
そう、別パーツでくっついて来たあのアンテナを、せっかくだから取り付けちゃいましょう!
次回は鉄道コレクションにアンテナを取り付ける加工の様子を、この京阪大津線600形を実例にしてご紹介します。
こちらもぜひどうぞ↓
それでは、またね!